ひとつの城下、
一年の四季
『名所江戸百景』は歌川広重最後の大シリーズで、亡くなる直前まで描き続けられた。刊行時には目録が一枚付き、全体を春・夏・秋・冬の四部に分けている。同じ江戸を、季節にしたがってもう一度歩くのである。ここではその目録どおりに、作品を一年の輪にした。
輪の内側は地図である。中心は江戸城で、点のひとつひとつが一図の場所、方角は実際どおり。距離は平方根をとり、城下に密集する名所も離れて見えるようにした。季節と場所を突き合わせると、たとえば夏の名所は城下と隅田川のあたりに多く、秋はしばしば郊外へ出る。
四部の分け方は ja.wikipedia「名所江戸百景」の目録による。場所が確かでなく、おおよその区域に置いた作品は白抜きの点で示す(位置は推定)。
全 点、四季の部ごとに
原作の目録の順。距離は描かれた場所から江戸城までの直線距離。